MOS資格は役に立たない?履歴書に書くと恥ずかしいと評判の理由6選と対策を紹介

MOS資格は役に立たない?履歴書に書くと恥ずかしいと評判の理由6選と対策を紹介

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MOS(マイクロソフトオフィススペシャリスト)資格は、パソコンには欠かせなくなったExcel(エクセル)やWord(ワード)などの利用スキルを証明できる民間資格です。

一方で、MOS資格で合格を目指したいけど、インターネット検索をすると「MOS資格は役に立たない」「MOS資格は履歴書に書くと恥ずかしい」と出てきたら不安になりますよね。

MOSは民間資格になるため、スキルの活用場面を想定しないと形だけの資格証明になるので役に立たないと評判も出るのでしょう。

そこで本記事では、MOS資格が役に立たないと評判になる理由や履歴書に書くと恥ずかしい失敗例・仕事での活用方法をマイ資格ナビ編集部が詳しく紹介しています。

今すぐ分かるMOSのこと

MOSは、Excel(エクセル)やWord(ワード)などの実用性が高いパソコンスキルを証明できる民間資格のこと

パソコン初心者でも合格を目指せる試験難易度で、Word・Excel・PowerPoint・Access・Outlookに分かれています。

スクロールできます
難易度一般レベル
(スペシャリスト)
上級レベル
(エキスパート)
Word
(文書作成ソフト)
Word2016
Word2019
Word2016エキスパート
Word2019エキスパート
Excel
(表計算ソフト)
Excel2016
Excel2019
Excel2016エキスパート
Excel2019エキスパート
PowerPoint
(プレゼンテーション ソフト)
PowerPoint2016
PowerPoint2019
 
Access
(データベース管理ソフト)
Access2016Access2019エキスパート
Outlook
(電子メール・情報管理ソフト)
Outlook2016
Outlook2019
 

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目次

MOS資格は役に立たないと評判の理由

最初に理解しておきたいポイントとして、MOS資格は役に立たないと評判になる理由や原因です。

事務職やIT関連だけでなく、営業職でもExcelやWord・資料作成としてPowerPointは必須スキルとされている企業も多く、正確性だけでなくスピードも求められるでしょう。

さらにリモートワークでもパソコンスキルは求められることが多い2025年2月ですが、MOS資格は役に立たないと評判の理由6つ想定されます。

初めてMOS資格の勉強をする人は、合格した後にイメージとの差異や役に立たないと感じたら意味がありません。

6つのMOS資格が役に立たない・意味ないと評判になる理由を参考にしてギャップを防ぎましょう。

MOS資格は役に立たない・意味ない評判の理由①:MOS資格のイメージが少ない

MOS資格は役に立たない・意味ない評判が出る1つ目の理由は、MOSは資格で身に付くイメージが分からないためです。

パソコンに関連する資格は、MOS資格以外にもITパスポートやCAD・日商PC検定など複数ありますが、違いを正しく理解できていないと他の人との差別化や強みをイメージできません。

資格スキル
MOSエクセルやワードなどのマイクロソフトオフィス製品の利用スキルを証明
ITパスポートITの基本的な知識を身に着けていることを証明
CAD設計図面を作成するためのコンピュータソフトに関する専門スキルを証明
日商PC検定表やグラフの作成・的確なデータ分析や効果的な資料の作成スキルを証明

MOSは、マイクロソフトオフィス社の製品に特化した操作技術を証明する民間資格です。

具体的には、Word・Excel・PowerPoint・Access・Outlookの操作方法で、マイクロソフトオフィス社の製品を使用している人には必要なパソコン操作技術になるでしょう。※ITパスポートは国家資格ですが、IT全般のスキルが求められます。

万が一、就職先の企業がマイクロソフトオフィス社の製品を使用しない(例:Googleドキュメントスプレッドシートなど)場合は役に立たないと感じる人もいるため、あなたが取得すべきスキルであるかを考えてから受験しましょう。

各レベルの出題範囲はタップで表示
難易度・レベル出題範囲
Word2016
スペシャリスト
文書を作成する
文書内を移動する
文書の書式を設定する
文書のオプションと表示をカスタマイズする
文書を印刷する、保存する
文字列や段落を挿入する
文字列や段落の書式を設定する
文字列や段落を並べ替える、グループ化する
表を作成する
表を変更する
リストを作成する、変更する
参照のための情報や記号を作成する、管理する
標準の参考資料を作成する、管理する
グラフィック要素を挿入する
グラフィック要素を書式設定する
SmartArt を挿入する、書式設定する
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Word2019
スペシャリスト
文書内を移動する
文書の書式を設定する
文書を保存する、共有する
文書を検査する
文字列や段落を挿入する
文字列や段落の書式を設定する
文書にセクションを作成する、設定する
表を作成する
表を変更する
リストを作成する、変更する
参照のための要素を作成する、管理する
参照のための一覧を作成する、管理する
図やテキストボックスを挿入する
図やテキストボックスを書式設定する
グラフィック要素にテキストを追加する
グラフィック要素を変更する
コメントを追加する、管理する
変更履歴を管理する
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Word2016
エキスパート
文書とテンプレートを管理する
校閲用に文書を準備する
文書の変更を管理する
高度な編集や書式設定を行う
スタイルを作成する
索引を作成する、管理する
参考資料を作成する、管理する
フォーム、フィールド、差し込み印刷を管理する
文書パーツ、マクロ、コントロールを作成する、変更する
ユーザー設定のスタイルセットとテンプレートを作成する
ほかの言語やユーザー補助機能に対応した文書を準備する
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Word2019
エキスパート
文書とテンプレートを管理する
共同作業用に文書を準備する
言語オプションを使用する、設定する
文書のコンテンツを検索する、置換する、貼り付ける
段落レイアウトのオプションを設定する
スタイルを作成する、管理する
文書パーツを作成する、変更する
ユーザー設定のデザイン要素を作成する
索引を作成する、管理する
図表一覧を作成する、管理する
フォーム、フィールド、コントロールを管理する
マクロを作成する、変更する
差し込み印刷を行う
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Excel2016
スペシャリスト
ワークシートやブックを作成する
ワークシートやブック内を移動する
ワークシートやブックの書式を設定する
ワークシートやブックのオプションと表示をカスタマイズする
配布するためにワークシートやブックを設定する
セルやセル範囲にデータを挿入する
セルやセル範囲の書式を設定する
データをまとめる、整理する
テーブルを作成する、管理する
テーブルのスタイルと設定オプションを管理する
テーブルをフィルターする、並べ替える
関数を使用してデータを集計する
関数を使用して条件付きの計算を実行する
関数を使用して書式を設定する、文字列を変更する
グラフを作成する
グラフを書式設定する
オブジェクトを挿入する、書式設定する
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Excel2019
スペシャリスト
ブックにデータをインポートする
ブック内を移動する
ワークシートやブックの書式を設定する
オプションと表示をカスタマイズする
共同作業のためにコンテンツを設定する
シートのデータを操作する
セルやセル範囲の書式を設定する
名前付き範囲を定義する、参照する
データを視覚的にまとめる
テーブルを作成する、書式設定する
テーブルを変更する
テーブルのデータをフィルターする、並べ替える
参照を追加する
データを計算する、加工する
文字列を変更する、書式設定する
グラフを作成する
グラフを変更する
グラフを書式設定する
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Excel2016
エキスパート
ブックを管理する
ブックの校閲を管理する
ユーザー定義の表示形式と入力規則をデータに適用する
詳細な条件付き書式やフィルターを適用する
ユーザー設定のブックの要素を作成する、変更する
ほかの言語に対応したブックを準備する
数式に関数を適用する
関数を使用してデータを検索する
高度な日付と時刻の関数を適用する
データ分析、ビジネス分析を行う
数式のトラブルシューティングを行う
名前付き範囲とオブジェクトを定義する
高度な機能を使用したグラフを作成する
ピボットテーブルを作成する、管理する
ピボットグラフを作成する、管理する
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Excel2019
エキスパート
ブックを管理する
共同作業のためにブックを準備する
言語オプションを使用する、設定する
既存のデータを使用してセルに入力する
データに表示形式や入力規則を適用する
詳細な条件付き書式やフィルターを適用する
関数で論理演算を行う
関数を使用してデータを検索する
高度な日付と時刻の関数を使用する
データ分析を行う
数式のトラブルシューティングを行う
簡単なマクロを作成する、変更する
高度な機能を使用したグラフを作成する、変更する
ピボットテーブルを作成する、変更する
ピボットグラフを作成する、変更する
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PowerPoint2016プレゼンテーションを作成する
スライドを挿入する、書式設定する
スライド、配布資料、ノートを変更する
スライドを並べ替える、グループ化する
プレゼンテーションのオプションや表示を変更する
印刷するためにプレゼンテーションを設定する
スライドショーを設定する、実行する
テキストを挿入する、書式設定する
図形やテキストボックスを挿入する、書式設定する
図を挿入する、書式設定する
図形を並べ替える、グループ化する
表を挿入する、書式設定する
グラフを挿入する、書式設定する
SmartArtを挿入する、書式設定する
メディアを挿入する、管理する
画面切り替えを適用する
スライドのコンテンツにアニメーションを設定する
画面切り替えとアニメーションのタイミングを設定する
複数のプレゼンテーションのコンテンツを結合する
プレゼンテーションの仕上げをする
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PowerPoint2019スライド、配布資料、ノートのマスターを変更する
プレゼンテーションのオプションや表示を変更する
プレゼンテーションの印刷設定を行う
スライドショーを設定する、実行する
共同作業用にプレゼンテーションを準備する
スライドを挿入する
スライドを変更する
スライドを並べ替える、グループ化する
テキストを書式設定する
リンクを挿入する
図を挿入する、書式設定する
グラフィック要素を挿入する、書式設定する
スライド上の図形を並べ替える、グループ化する
表を挿入する、書式設定する
グラフを挿入する、変更する
SmartArt を挿入する、書式設定する
3Dモデルを挿入する、変更する
メディアを挿入する、管理する
画面切り替えを適用する、設定する
スライドのコンテンツにアニメーションを設定する
アニメーションと画面切り替えのタイミングを設定する
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Access2016データベースを作成する、変更する
リレーションシップとキーを管理する
データベース内を移動する
データベースを保護する、管理する
データを印刷する、エクスポートする
テーブルを作成する
テーブルを管理する
テーブル内のレコードを管理する
フィールドを作成する、変更する
クエリを作成する
クエリを変更する
クエリ内で集計やグループ化を行う
フォームを作成する
フォームにコントロールを設定する
フォームを書式設定する
レポートを作成する
レポートのコントロールを設定する
レポートを書式設定する
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Access2019
エキスパート
データベースの構造を変更する
テーブルのリレーションシップとキーを管理する
データを印刷する、エクスポートする
テーブルを作成する
テーブルを管理する
テーブルのレコードを管理する
フィールドを作成する、変更する
クエリを作成して実行する
クエリを変更する
フォームにコントロールを設定する
フォームを書式設定する
レポートのコントロールを設定する
レポートを書式設定する
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Outlook2016設定をカスタマイズする
情報を印刷する、保存する
Outlook内で検索操作を行う
メールを設定する
メッセージを作成する
メッセージを書式設定する
メッセージを整理する、管理する
予定表を作成する、管理する
予定、会議、イベントを作成する
予定、会議、イベントを整理する、管理する
メモやタスクを作成する、管理する
連絡先を作成する、管理する
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Outlook2019Outlookの設定をカスタマイズする
メールの設定をカスタマイズする
検索操作を行う
情報を印刷する、保存する
メッセージを作成する
メッセージにコンテンツを挿入する
メッセージを整理する、管理する
予定表を作成する、管理する
予定、会議、イベントを作成する
予定、会議、イベントを整理する、管理する
連絡先を作成する、管理する
連絡先グループを作成する、管理する
タスクを作成する、管理する
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参照:マイクロソフトオフィススペシャリスト

MOS資格は役に立たない・意味ない評判の理由②:民間資格と国家資格の違いを理解していない

MOS資格は役に立たない・意味ない評判が出る2つ目の理由は、民間資格と国家資格の違いを理解していないためです。

MOS資格はマイクロソフト社が実施している民間資格になるため、就職活動の履歴書でアピールしやすい国家資格とは異なります。

メリットデメリット
国家資格専門職や独占業務ができる仕事の就職活動で役にたつことがある。履歴書でアピールしやすい。試験難易度が高くて、受験するには条件がある場合がある。
民間資格試験難易度が低く、合格を目指しやすい試験が多い。スキルアップが目的で実用的な資格。国家資格のように就職活動で直接的な影響が少ない資格が多い。

履歴書にMOS資格を合格したことを書いてアピールが目的であればイメージとのギャップを感じて、役に立たないと感じる人もいますが、IT系の企業に就職した場合は勤務中で役立つチャンスは多いでしょう。

一方で、ITパスポートや基本情報技術者応用情報技術者などの国家資格と比較して、履歴書でのアピール材料は少ない場合があるので注意しましょう。

MOS資格は役に立たない・意味ない評判の理由③:日頃からパソコンを使っていて必要性を感じない

MOS資格は役に立たない・意味ない評判が出る3つ目の理由は、日頃からパソコンを活用していて知っている操作方法が多くて簡単に感じるためです。

日常生活や仕事でExcelを活用した表やグラフ・PowerPointで企画書の作成をしていると、MOS資格の試験内容は知っている内容が大半になります。

スクロールできます
試験科目一般レベル上級レベル(エキスパート)
Word
(文書作成ソフト)
文字サイズやフォントの変更、表の作成・編集、作成した文書の印刷など、Wordでの基本的な編集機能を理解している方スタイル機能や目次・索引作成などの長文機能、他のアプリケーションソフトからのデータ取り込みなど、Wordでの高度な機能を理解している方
Excel
(表計算ソフト)
数式や基本的な関数の作成、セルの書式設定、グラフ作成など、Excelでの基本的な操作を理解している方ピボットテーブルなどのデータ分析、条件付き書式や入力規則の設定、マクロの作成・編集など、Excelでの高度な機能を理解している方
試験レベルについて:マイクロソフト オフィス スペシャリスト(MOS)

最短で1ヶ月以内に合格を目指せる資格として注目されていますが、履歴書に書いてアピールする場面がないと時間をかけて取得する必要がないと感じます。

特に日頃からパソコンを活用していて、ExcelやWord・PowerPointなどのスキルを強みに思わない場合は、MOS資格を取得してもメリットにならないでしょう。

MOS資格は役に立たない・意味ない評判の理由④:受験料が高くてチャレンジするメリットに疑問

MOS資格は役に立たない・意味ない評判が出る4つ目の理由は、受講料が高くてチャレンジするメリットに疑問を感じるためです。

MOS資格の難易度はバージョンやレベルで異なりますが、大きく分けて2種類の試験に分かれています。

試験難易度受講料
一般レベル10,780円
上級レベル12,980円
試験レベルについて:マイクロソフト オフィス スペシャリスト(MOS)

同じパソコンに関する資格のITパスポート(国家資格)は7,500円になるため、MOSの受験料が高く感じることは通常の反応でしょう。

受験料が安いから資格の質が劣るわけではないため、予算内で無理なく目指せる資格を選んだ方が余計な心配をしません。

MOS資格は役に立たない・意味ない評判の理由⑤:どのくらい需要があるのか読めない

MOS資格は役に立たない・意味ない評判が出る5つ目の理由は、MOS資格の需要が分からないためです。

MOSの累計合格者数は520万人を超えています。30歳未満の合格者数が50%を超えており、若い世代を中心に人気の資格になります。

画像出典:マイクロソフトオフィススペシャリスト
年齢一般レベル上級レベル
20歳以下30.3%13.0%
21〜30歳31.7%39.0%
31〜40歳14.4%21.6%
41〜50歳12.7%15.3%
51歳以上10.9%11.0%
MOS資格合格者の年齢の割合

ITパスポートは62万人以上の合格者数(2021年14月時点)になるため、MOS資格を取得している人数は7〜8倍になります。

パソコン関連は国家資格であるITパスポートの方が認知度が高いですが、合格者数で比較するとMOS資格が多いことを知らないと需要がイメージできず、取得するメリットや意味を感じにくいでしょう。

さらに30歳未満が50%以上の割合を占めており、社会人で活躍する上でパソコンのスキルは必要だと感じる受験生が多いと予想できます。

MOS資格は役に立たない・意味ない評判の理由⑥:MOS資格を履歴書に書いて良いか判断できない

MOS資格は役に立たない・意味ない評判が出る6つ目の理由は、MOS資格を履歴書に書いて良いか判断ができないためです。

MOSを含めた民間資格は履歴書に書いて良いか分からずにモヤモヤ悩む体験談は少なくありません。

例えば、MOS資格の難易度は低いため、履歴書に書いたら恥ずかしいなどのネガティブな口コミも出ており、判断が難しくなるでしょう。

MOSは履歴書に書いてアピールできる
  • パソコンを活用する職場であれば履歴書に書いた方が良い
  • 履歴書に書いて恥ずかしいことはない
  • ITだけでなく事務職や営業補佐などでも通用
  • ExcelやWord・PowerPointを活用するならおすすめ
  • 役に立たない資格は基本的にはない

パソコンを活用する環境であれば履歴書に書くことは恥ずかしくありません

強みとしてアピールもできるため、パソコン操作に自信がない場合は通信講座を活用して基礎から学び、短期間で合格を目指すと良いでしょう。

↓↓↓

MOS資格を効率よく試験対策をするなら、仕事や育児・学業をしながらでも取り組みやすい通信講座がおすすめです。マイ資格ナビで紹介している「MOS通信講座おすすめランキング【2025年比較】パソコン教室・独学・安さの比較まで詳しく解説」を参考にしてください!

MOS資格を履歴書に書く方法を恥ずかしい間違いが生じやすいポイントを紹介

MOS資格を履歴書に書く方法や知らないと恥ずかしい間違い・注意ポイントを紹介します。

パソコン操作に自信がない場合や就職活動でアピールしたい状況であれば、履歴書に書く前に確認してみましょう。

MOS資格は履歴書に書いてOK

MOS資格は、履歴書に書いてアピールしても問題ありません

一方で、MOS資格で習得したExcelやWord・PowerPointの技術を活かせる職場でないと意味はなく、関連性の高い仕事の就職活動の履歴書でアピールすると良いでしょう。

関連性の高い企業ExcelやWord・PowerPointを活用できる強みから即戦力として活躍できることをアピールできる
関連性の低い企業1つの参考スキルとして履歴書に書いてOK。積極的なアピールをしても温度差を感じる可能性あり

MOSだけに限らず、身についたスキルや資格を活かせる業界や職種の履歴書では積極的にアピールし、関連性が薄い場合は1つの参考となる強みとして伝えた方が温度感やギャップを防げます。

つまり、履歴書に書いても恥ずかしいことはないですが、関連性が低いとアピールポイントとしては伝わりにくいデメリットがあります。

MOS資格を取得したから履歴書に書けば良いのではなく、仕事現場で役に立つと感じた場合のみ積極的に強みをアピールすると良いでしょう。

正式名称で書かないと恥ずかしい

履歴書にMOS資格を書く場合は、正式名称で記入しないと恥ずかしいと感じるでしょう。

MOSの正式名称は「Microsoft Office Specialist」で「マイクロソフトオフィススペシャリスト」とカタカナ表記も問題ないとされています。

履歴書の有資格欄には以下の順番で左から記入すると、書類選考で伝わりやすいです。

MOS資格で恥ずかしい思いをしないために!
  • 正式名称(Microsoft Office Specialistまたはマイクロソフトオフィススペシャリスト
  • ソフトの種類・バージョン(Excel 2016やWord 2019など)
  • 合格

恥ずかしい体験談の大半は、正式名称で記入していない(MOSと省略)場合や全く関連性のない仕事の就職活動で積極的なアピールをすることです。

せっかく努力をしてMOS資格を取得しても正しいアピール方法を知らないと意味がありません。役に立たない状況を避けるために3つの対策を意識して、取得後のギャップを防ぎましょう。

MOS資格が役に立たない状況を避ける3つの対策

MOS資格が役に立たない状況を避ける対策は3つです。

せっかくMOS資格の合格をしても活用しないと意味がないため、合格した後のイメージを想定した上でチャレンジしましょう。

スキルアップを目的にする

1つ目のMOS資格が役に立たない状況を避ける対策は、ExcelやWordをはじめとするパソコン操作のスキルアップを目的にすることです。

MOS資格はITパスポートなどの国家資格とは異なり、専門職の就職には直結しにくい民間資格になります。

つまり、MOS資格を取得して必ず就職活動で成功するのではなく、1つの強み・スキルが身に付くと割り切る必要があります。

MOS資格でアピールできるスキル
  • パソコンの基本操作や抵抗がない姿勢
  • ExcelやWord・PowerPointの基本操作
  • 事務作業や効率よく資料作成ができるスキル

資格の勉強は就職活動で役に立たないと意味がない口コミも出ていますが、国家資格でない限り、あなたのスキルアップが前提で目指します。

正しい知識やスキルを身につけた証明が民間資格になるため、MOSを目指す理由のズレがないようにしましょう。

ExcelやWordを積極的に活用する

2つ目のMOS資格が役に立たない状況を避ける対策は、ExcelやWordを積極的に活用することです。

マイクロソフトオフィス社が提供しているExcelやWordは仕事だけでなく、日常生活の中でも活用場面は多く、効率化につながります。

例えば、家計簿の管理や書類まとめでMOS資格のスキルを活かすと、日常生活の生産性が高まるでしょう。

MOS資格は人前でアピールするだけでなく、あなたの生活水準を見直すキッカケとしても活用できます。

パソコンを活用する環境で働く

3つ目のMOS資格が役に立たない状況を避ける対策は、パソコンを活用する環境で働くことです。

MOS資格で学んだ知識やスキルを活用する場合は、パソコン操作が必要な事務職や営業補佐・IT関係などの職場に就職しないと活かす場面が少なくなります。

ExcelやWordを中心としたパソコン操作がほとんど必要ない営業職やスポーツインストラクター・鳶職などを希望している場合は、MOS資格のスキルは積極的に活かせる状況はほとんどないでしょう。

MOS資格を取得しても必ずスキルを活用する必要はないですが、関連性の低い職場では勉強した経験や知識を活かしにくいと覚えておくとギャップを防げます。

関連性が少ない職場でもパソコン操作を覚えておくと、ちょっとした事務作業がスムーズにこなせるようになります。パソコン操作が苦手で悩んでいる場合は、おすすめMOS通信講座で比較して、克服できるようにしましょう。

MOS資格が役に立つ仕事例

MOS資格はパソコンを活用する幅広い職場で役に立ちます。

仕事スキルの活用イメージ
事務職ExcelやWordを活用した資料作成
社内向けの広報やデータまとめ
営業補佐営業職がクライアントに提案をする資料作成
必要な書類を効率よく準備ができる
企画部企画書の作成・プレゼン用の資料作成
オリジナルの制作部やPR用データの作成
IT関連の企業パソコンを活用した幅広い場面で通用
基礎スキルの習得で即戦力として活躍
MOS資格を活かせる仕事例

例えば、ExcelやWordを活用した資料作成だけでなく、企画書・プレゼンの準備やパソコンを活用した作業の請負ができるため、即戦力としてMOS資格のスキルを活かせます。

MOSを含めた民間資格が役に立たない理由は、活用場面や身に付くスキルのイメージができないためです。

こんな状況だと役に立たない可能性

  • 何となくパソコンスキルを習得したい
  • MOS資格は聞いたことがあるからチャレンジしてみる
  • ExcelやWordは使えた方が良いからとりあえず取得する

資格の勉強は目的がないと、形だけのスキルになります。

評判だけで判断せずに、MOS資格の活用シーンを想定した上でチャレンジすると良いでしょう。

MOS資格のメリットやデメリット

MOS資格のメリットやデメリットを紹介します。

合格した後の活用イメージやMOS資格を目指すキッカケとして参考にしてみましょう。

国家資格でないため履歴書に書くと恥ずかしい気持ちになる

国家資格に含まれないMOS資格は、履歴書に書くと恥ずかしい口コミが出ています。

MOS資格は履歴書に書いても恥ずかしいわけではないですが、難易度や仕事との関連性の低さから記入するメリットを感じられないケースは少なくありません。

国家資格と民間資格の違いや目的を理解していないと、取得した後の活用イメージがしにくいです。

国家資格
民間資格
  • 国が認定している資格で認知度が高い
  • 履歴書に書いてアピールしやすい
  • 特定の専門職で役に立つ資格
  • 協会や団体・企業が認定して知名度に差がある
  • 履歴書に書いてアピールしにくい
  • スキルアップが目的で活用の幅に個人差がある

国家資格に含まれないと役に立たない口コミは少なくないですが、MOSはパソコンを活用する仕事であれば履歴書に書いてアピールした方が良いです。

決して恥ずかしいことはなく、ExcelやWord操作を基本とした強みとして活かすようにしましょう。

ExcelやWordの正しい操作方法が分かる

MOS資格はExcelやWordの正しい操作方法を理解できるため、パソコン操作の自信がなくても苦手克服ができるメリットが特徴です。

スクロールできます
試験科目一般レベル上級レベル(エキスパート)
Word
(文書作成ソフト)
文字サイズやフォントの変更、表の作成・編集、作成した文書の印刷など、Wordでの基本的な編集機能を理解している方スタイル機能や目次・索引作成などの長文機能、他のアプリケーションソフトからのデータ取り込みなど、Wordでの高度な機能を理解している方
Excel
(表計算ソフト)
数式や基本的な関数の作成、セルの書式設定、グラフ作成など、Excelでの基本的な操作を理解している方ピボットテーブルなどのデータ分析、条件付き書式や入力規則の設定、マクロの作成・編集など、Excelでの高度な機能を理解している方
試験レベルについて:マイクロソフト オフィス スペシャリスト(MOS)

Excelの一般レベルは関数を活用したデータ・グラフの作成を習得できるため、資料を作れるだけでなく、効率面が上がるため生産性アップが期待できます。

勉強を通して正しいパソコン操作を理解できるため、無駄な時間の短縮や新しいチャレンジをするキッカケにつながります。

仕事だけでなく、日常生活の効率化にもつながるのはMOS資格です。

業務効率が上がって仕事が捗る

ExcelやWord・PowerPointの基礎を理解できるため、仕事の業務効率が上がるメリットがあります。

パソコン操作に慣れていてもExcelのマクロ作成・編集やWordのアプリケーションとのデータ連携など、業務スピードが上がる対策やメリハリのある作業ができます。

ダラダラ残業しがちな働き方でもMOS資格で得た知識を活用すれば、業務時間を短縮してワークライフバランスを意識した働き方がしやすくなります。

就職活動だけでなく、働き方の変化やプライベートの時間に余裕を持たせるためにMOS資格を目指すこともおすすめです。

MOS資格は役に立たない・恥ずかしいに関するよくある質問

MOS資格は役に立たない・恥ずかしい評判に関するよくある質問を紹介します。

MOS資格は役に立たないのですか?

いいえ、役に立たないのではなく、MOS資格を活用する方法が分からなくて勉強するメリットが感じられない口コミが多いです。

具体的には6つの役に立たないと評判の理由があり、目指す前に確認した方がギャップを防止できるでしょう。

  • MOS資格のイメージが少ない
  • 民間資格と国家資格の違いを理解していない
  • 日頃からパソコンを使っていて必要性を感じない
  • 受験料が高くてチャレンジするメリットに疑問
  • どのくらい需要があるのか読めない
  • MOS資格を履歴書に書いて良いか判断できない
履歴書に書くと恥ずかしいですか?

いいえ、MOS資格は履歴書の有資格欄に書いてアピールができます。

パソコンを活用する職場であれば積極的に記入すると良いです。

民間資格になりますが、強み・スキルアップとしてMOS資格をアピールしましょう。

MOSの正式名称を知りたいです。

Microsoft Office Specialist(マイクロソフトオフィススペシャリスト)です。

履歴書には正式名称で書きましょう。

MOS資格の合格率・難易度はどのくらいですか?

具体的な合格率や難易度は非公開ですが、難易度は低めと言われています。

目安の合格率は以下の通りです。

  • 一般レベル:80%程度の合格率
  • 上級レベル:60%程度の合格率
民間資格は意味がないと言われていますが本当ですか?

いいえ、民間資格は難易度が低い場合が多いですが、取得して意味がないことはありません

さらにスキルアップが目的になるため、就職活動だけでなく、苦手克服や強みを習得するために目指す受験生も多いです。

MOS資格を取得した後の活用イメージを考えてからチャレンジしましょう。

勉強時間はどのくらい必要ですか?

特に決まりはないですが、最短1ヶ月以内の勉強だけでも合格を目指せます。

一般レベルであれば、パソコンが苦手でもチャレンジしやすいです。

MOS資格は独学で目指せますか?

はい、独学でも合格を目指せます。

受講料を安くして、好きな勉強方法で試験対策をしたい場合におすすめです。

パソコンが苦手で合格できる気がしません。

パソコンが苦手で効率よく合格を目指すなら通信講座がおすすめです。

マイ資格ナビでは3つのポイントで、おすすめMOS資格の通信講座を紹介しています。

独学の試験対策に自信がなければ、通信講座を比較して、スムーズに合格を目指せる環境を見つけましょう。

※本記事内の料金はすべて税込表記です。
※本記事内では、消費者庁の「アフィリエイト広告等に関する検討会 報告書」及び景品表示法比較広告に関する景品表示法上の考え方」に則り、比較・広告紹介をしています。
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※各情報などは公式サイト及び上記のサイトを参照しています。

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